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M92FS inox   KSC



 KSCのブローバックガスガン、M92FSのシルバーモデル。管理人初のKSC製品です。当然ながら当サイトでKSC製品を紹介するのもこれが初めて。KSCの最近のブローバックエンジンのシステム7ではありません。
 実銃のM92Fはピエトロベレッタの製品ですが、ベレッタの商標はWA社が独占契約しているので使えません、そのためこのKSC製品には「ベレッタ」の名前がありません。
 モデル名にある「inox」というのはシルバーモデルのことです。実銃メーカーはそれぞれステンレスモデルを表す形式を決めていますね、S&Wはモデルナンバーの最初に「6」を付ける、シグサワーは最後に「SL」と付ける、そしてベレッタは「inox」です。商標のこともinoxのことも鉄砲趣味の人には常識でしょうが、尺を稼ぐために書いておきます。



 中古で手に入れました、セフティの赤点が剥げてます、右側だけDAOモデルなのではありません。
 実銃は、米軍制式採用拳銃で、標準的な扱いやすい自動拳銃、のようです。映画では、しばしば主人公脇役悪役など皆使ってますね。
 M92SBのページで書いたこととかぶるので実銃の話はこの辺にしときます。この辺って1行だけですが、・・・まぁいいか
 シルバーモデルが登場した映画は、ラッシュアワーでクリス・タッカーが使ってましたね、あと、えーっと、タイトル忘れましたが、ヴァン・ダムの映画でラストに使ってましたね、主人公に双子の弟がいて主人公に会いに来ようとして冒頭で殺されるあれ。サウナで「わしは話がしたいから連れてこいと部下に言った」「話がしたいだと?顔を見た途端にぶっ放してきた!!」って言うやつです。ちょっと調べてみると「マキシマム・リスク」という映画のようですね



 スライド左側。ベレッタの名前が使えないため刻印はオリジナルです。
 TACTICAL RESPONSE MARSHAL SERVICE MODEL とある。戦術的対応、法執行官執務モデル、というような意味ですね。



 スライド右側。使用弾と業界団体のJASGの刻印があります。フレーム先端には安全な使用のためにマニュアルを読めと書いてますね。



 グリップの上のほう、左側。スライドストップなど、金属部品がとてもきれいです。
 セフティレバーはデコッキング機能兼用で、ハンマーを起こした状態で下げるとハンマーが戻ります。


 KSCのグリップは実銃に近いらしいですね。実銃用のグリップを試したりはしていませんが。



 グリップパネルの刻印。WORLD WIDE KSC CORPORATION SINCE 1995 とある。
 商標の問題で実銃通りのロゴができないからといって、これはあまりよくないですね



 ハンマー、左から、ダウン、ハーフコック、フルコック。
 セフティレバーはデコッキング機能を備えています、ハンマーを起こした状態でレバーを回すとハンマーが戻ります。マルイのM92Fでは省略されていたので新鮮に感じます



 わざわざハンマーの各位置など載せたのはこのため。マルイのM92Fと比べると、スライドに覆われていない範囲が違う。どちらが実銃に近いのかは、知らない。



 フロントサイトとリアサイト。シルバーで見えにくくならないようにするために、白ではなく赤点が塗られている



 アウターバレル、inoxならではのSTAINLESSの刻印がある



 スライドの前にもステンレスの字。撃たれるときにこの文字列を拝むんですねぇ。



 ホールドオープン。M92自動拳銃はホールドオープンが格好いいとかよく言われますね。後述しますが、この画像でのスライド後退量はフルストロークではありません



 マガジン。銀ピカの金属板で覆っているようです。後ろには弾がどれだけ入ったか見るための穴、を窪みで再現しています



 分解レバーを回すとKSCのロゴが出てくる。汚くてごめんなさい。



 スライド内側。



 フレーム内側。金属製のレールに覆われてます。このせいか、ずっしりと重いです



 このガンは作動性を優先されており、、スライドストップのかかる切欠きが実銃よりも後ろにある(赤矢印の位置)、そのためスライドが実銃と同じだけ後退する前にホールドオープンする。
 リアルさ重視の人のために、スライドストップがかかる位置を前に移動させて、実銃と同じ位置でホールドオープンさせる部品が付属しています。瞬間接着剤でくっつけろということですが、真ん中の画像は置いてるだけです。暗い中で黒い部品なので見えにくい、ので下に輪郭を示しました



 ホップアップの調整、赤矢印の溝に調整器具を引っかけて回す。…やりやすくは、ないですね



 銀色がとてもきれい。M92はこの角度がきれいですよね。
 …マルイのクロームステンレスの箱絵みたい



 ホールドオープン。きれいなガンなので、どうやったらきれいに恰好よく写るか?と考えていろいろ試して、写真撮るのも楽しいです



 92SBカスタムと一緒に。こうやって並べると二挺拳銃で撃ちたくなりますね。
 こういう黒と銀の組み合わせを使う主人公の映画っていくらかありますね。ラッシュアワーに、アヴェンジャーってやつ。アヴェンジャーの主演を調べてみるとゲイリー・ダニエルズという人、見たことある作品ではエクスペンダブルズとレトログレイド2204で出てたようです。…どこで出てたかはわかりませんが



 92SBのときには忘れてました、ピエトロベレッタのパッチ。ベレッタM92のシルエットの美しさと銀色のきれいさがよく合ってますね
 
 実射について。よく飛びます。ホップアップの調整をしていなかったため、0.2g弾でかなり浮いて飛びました。マルイの18歳用エアコキハンドガンで0.2g弾を撃ったような浮き上がり具合でしょうか。弾とホップを合わせるとまっすぐ飛ぶかもしれませんね。
 ブローバックは遅くて重い、これはとても意外だったところ。KSC製品は初めてですが、他の製品のレビューを読んだ分では、軽くて素早いブローバック、だと思っていたので、反対でビックリしました。目で追えるくらいの速さです。冬で寒いからか?とも思いましたが、スライドストップはかかったので、気温のせいではなく元からなのかもしれません。


 それでは総評です。リアルさ、外観の良さで評価が高いKSC製です、形や表面の仕上げはとても良いですね。しかし刻印やロゴの再現が、商標云々のせいでイマイチとなっております。そこは仕方ないのですが、それでも、グリップパネルのロゴマーク、マルイのようにオリジナルのを描くなどしてほしかったですね。
 実射は良好、失礼ですが少し意外でした。ちゃんと撃てて見た目も良いというのはすごいですね。
 特筆すべきは、何度も書いてますがシルバーモデルであるということ、銀色のきれいさです!M92の形の美しさと相まってとてもきれいですよ^^
 重さもあり、見た目もきれいで、ちゃんと撃てるガンです。きれいな分傷が付かないか恐いですが、これを持つ喜びはけっこうあるでしょう。

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